【e-bikeと電動アシスト自転車】3つの違いをわかりやすく解説!
モーターの力で漕ぐのをアシストしてくれる電動アシスト自転車。
普通に生活の一部として活躍してくれてます。
でも最近、よく聞くe-bike
電動アシスト自転車と何が違うの?・・・
なんとなく、どちらも同じイメージに思えるけど・・・
そんな、e-bikeと電動アシスト自転車の違いについて解説します。
あわせて、e-bikeにおすすめの乗り方もお伝えします。
e-bikeと電動アシスト自転車の違い
実はe-bikeも電動アシスト自転車です。
ややこしいですね。(笑)
電動アシスト自転車とはモーターの力を借りて、人力を補助する自転車のことです。
ペダルを漕ぎだすといっしょにモーターも動き出してアシストが始まります。
これはe-bikeもいっしょです。
じゃあ違いは何かというと、
- e-bike → スポーツタイプ
- 電動アシスト自転車 → ママチャリタイプ
一般的にこのように分けられます。
そんなe-bikeと電動アシスト自転車の大きな違いが次の3つです。
- 実用車とスポーツ車の違い
- ドライブユニットの性能による違い
- ドライブユニットの配置による違い
実用車とスポーツ車の違い
実用か趣味か?
電動アシスト自転車は主に日常を快適に過ごすことが目的で、e-bikeは自転車に乗ることを趣味にして楽しむことが目的。
これが両者の一番の違いではないでしょうか。
日常仕様でストップ&ゴーが多い電動アシスト自転車は最も使用頻度が高い低速重視。
長距離でも疲れにくいのはもちろん、スポーツバイク特有のペダルを漕ぐ楽しさも、しっかり考えられたe-bike。
このように、実用車とスポーツ車ではっきり用途が分かれています。
ドライブユニットの性能による違い
ドライブユニットとは、アシストするモーターとそれを制御するユニットの総称で、心臓部みたいなもんです。
e-bikeのドライブユニットは電動アシスト自転車に比べて、走りを重視した軽量コンパクト。なのにパワフルでキビキビと走り、綿密な制御でアシストします。
徹底的に走る楽しさを追求したドライブユニットなんです。
ドライブユニットの配置による違い
e-bikeのドライブユニットはペダルの回転軸に直結されています。
このためペダルの踏み込みをすばやく感知し、モーターの力をダイレクトにペダルに伝達しアシストしてくれます。
いっぽう、電動アシスト自転車のドライブユニットはペダルの付いている前側のギアのすぐ後ろにチェーンを補助する形で配置されています。
ペダルの回転軸を直接まわすのではなく、ペダルと連動するチェーンを引っ張る形でアシストします。
なので、e-bikeと比べて踏み込んだときにタイムラグを感じ、もっさりした感覚になります。
e-bikeにおすすめの乗り方
e-baikeと電動アシスト自転車の違いがわかったところで、e-bikeにおすすめな乗り方を3つ紹介します。
- 満員電車と無縁の自転車通勤
- ゆったりツーリング
- 今までの無理を可能にしてくれる
満員電車と無縁の自転車通勤
朝からぎゅうぎゅう詰めの満員電車!
- 蒸し暑い・・・
- 狭い・・・
- 息苦しい・・・
こんな地獄のような時間も、自転車通勤に変えることで一変します!
しかも、e-bikeにすることでアップダウンがきつい道も快適に走ることができんです。
職場についた途端、ダラダラ汗が流れることも少なくなることでしょう。
でも、やっぱり真夏は厳しいですね(笑)
自分のペースでゆったりツーリング
e-bikeは漕ぐ際に電動でアシストしてくれます。
ただし、時速24kmを超えるとアシストが切れて、あとは人力に戻ってしまいます。
高速走行での恩恵は少ないけれど、時速20〜30kmでの電動アシストの恩恵を受けながら、たまに高速での人力も使って、景色を堪能しながらのゆったり、まったり、ほどよいツーリングもおすすめの乗り方です。
誰かに気を使うこともなく、マイペースでじっくり景色を観ながら自由に走れる楽しみ
無理を可能にしてくれる
e-bikeだったら、今まで「体力的に無理」と思っていた場所も可能にしてくれます。
電動アシストと人力の組み合わせで、今までにない軽快な走りを味わえます。
- 下から見上げる果てしないつづら折り
- 足をつかずに上まで登れたらなぁ・・・
- 頂上から見下ろす景色は最高だろうなぁ・・・
いつもは敬遠して通りすぎるだけの激坂もe-bikeがあれば無理なく登ることができるかも!
上り坂だけではありません。
体力的にあきらめていた、いつもよりよりちょっと遠くまでが実現します。